先日、高齢者の爪切りをお願いされる機会がありました。
その方はほとんど家から出ない生活で、わざわざ爪切りのために皮膚科に行くのも面倒だと仰っていました。
それで訪問で施術をしている私が、施術のついでにその方の爪切りをすることになりました。
「では次回に爪切りをしましょうね」と言って、爪切りについて調べてみました。
正しい爪の切り方
正しい爪の切り方なんて、ふつうの生活をしていると教わる機会がありません。
爪のことで問題が起きたときに、ようやく皮膚科で教えてもらう機会があるかもしれません。
さて、次の図を見てください。
爪の長さは指先の長さに合わせて揃えていきます。
なぜなら、物を持ったり、足で地面を押さえたりするとき、指先を支えるために爪が生えているからです。
短く切りすぎると、指先に力が入るたびに爪の角が肉に食い込むのでNGです。
巻き爪は矯正できます
今回、爪切りをする方は足の親指に軽い巻き爪があって切りにくそうです。
「爪切り用のニッパー」や「巻き爪用の爪ヤスリ」がネット等でも販売されているので、ひとまずそれを使います。
高齢者で横になっている時間が長いと、爪に圧力が加わらないので巻き爪が悪化しやすく、放置しておくと分厚い爪がぐいっと曲がって後々トラブルの原因となります。
巻き爪の矯正について調べてみると、市販の矯正具はあまり出来が良くないので、巻き爪矯正の専門店に行くのがベストな選択です。
爪の側面と肉の間に脱脂綿を入れて持ち上げたり、装着型の矯正装置を爪の側面に入れたりして対処するようです。
また、分厚すぎる爪は矯正が効き難いので、爪ヤスリで削ってから矯正装置を入れるようです。
「巻き爪矯正 沖縄」と検索すると、色々でてきますね。
困った方は早めの矯正をオススメします。